【いびきをかくと活力が低下する?】
あなたの周りに、眠っている時に
大きないびきをかく人はいますか? あなたはそんな人を見た時、どのように思いますか? ![]() 「熟睡しているな~」 などでしょうか…。 確かに、周りを気にせず豪快に眠るその姿は 気持ち良さそうに見えますよね。 ところが! 実際はそうではないようです…。 実は、いびきをかくということは、 深い睡眠に入ることができていない証拠 と言われており、さらに 睡眠の質を落とす要因であることが 指摘されているのです。 ・・・Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン また、それだけではありません。 ![]() 「睡眠時無呼吸症候群」 という言葉もよく耳にしますよね。 これは、いびきといびきの間に 「呼吸をしていない時間がある」という症状で、 この時間が長ければ長いほど重症とされています。 ・・・∑( ̄[] ̄;)!ホエー!! 重症とされている理由は・・・ 呼吸をしていない間は脳に酸素が送られないため、 心筋梗塞や脳の血管障害などを患う危険性が 高まるからです。 いびきや睡眠時無呼吸症候群は、 風邪を引いた時や疲れている時などに起こりやすい と言われており、また、頻繁に起こってしまうと、 身体に様々な悪影響を及ぼすことが分かっています。 なんと、その悪影響の一つが「活力低下」なのです! ・・・ショック☆☆ショック いびきが活力の低下をもたらすとは 思ってもみなかったですよね。(^-^;) いびきや睡眠中の無呼吸状態が頻繁に起こると、 身体を巡る血液が、慢性的な酸素不足に陥ります。 そして、血液中の酸素濃度が低下すれば、 脳の視床下部や脳下垂体の働きが鈍くなり、 それによって脳が 「テストステロンの分泌指令」などを 出さなくなってしまうのです。 ![]() 男性ホルモンの一種で、 身体の筋肉を強化したり、 男性パワーの発揮を促す働きがあり、 活力面のパフォーマンス向上には 欠かせない存在です。 一般的に活力低下や活力不足は、 不安やストレスなどの心理的な要因や 高血圧や糖尿病などの身体的な要因により 引き起こされる場合が多いと言われています。 ところが、実際のところ、 このような大きないびきや睡眠時無呼吸症候群が 要因となる場合もあるのです。 活力低下のリスクを減らすには、 いびきをかかない良質な睡眠をとることが大切です。 大きないびきをかく人や 睡眠時無呼吸症候群に該当する人は、 主に40~60歳で BMI(体格指数)値が25~30の 軽度肥満の男性に一番多いと言われています。 なぜなら、いびきの最大の原因は、 あごの周りに脂肪が付き、 気道が圧迫されることにあるからです。 適度な運動と食事によって肥満を予防することが、 結果としていびきを防ぎ、活力低下の予防にも 繋がると言えそうですね。 とはいっても、一方で 睡眠時無呼吸症候群の患者の3割は 「太っていない人」 というデータも存在します。 なぜ太ってもいないのにいびきをかくのかというと、 その原因は、東アジア人特有の「小さなあご」という 骨格構造にあると言われています。 一般的にあごの小さい人は、 睡眠時に舌の付け根が喉の方へ移動する傾向にあり、 それによって気道が邪魔をされ、 空気の通りが悪くなるのだそうです。 そのようなことから、 日頃から硬い物を食べるよう意識し、 丈夫なあごを形成することも、 いびきの予防には有効と言われています。 このように、男性の寝姿を 一見豪快で男らしく見せる「いびき」ですが、 実のところは、 『男性ホルモンの減少を招き、 男らしさを奪ってしまう…』 という喜べない行為でもあったのです。(T-T) 自分のいびきに心当たりのある方は、 今回ご紹介したいびきを減らす方法を 試してみてはいかがでしょうか。 ■【参考資料】「活力低下とメタボの関係とは?」 ■【参考資料】「ポカポカ陽気は活力サポート日和」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★★今日のポイント★★ いびきや睡眠時無呼吸症候群は、血液中の酸素濃度を 低下させ、テストステロン(男性ホルモン)の分泌を 減少させる要因となる。 活力維持のためには、 できるだけいびきをかかない工夫 をして睡眠の質の改善を図ろう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
